アーユルヴェーダ日記

アーユルヴェーダを中心に、こころとからだのために実践したこといろいろ。

スリランカでアーユルヴェーダ10 マルママッサージとインド占星術ジョーティシュ

 

アーユルヴェーダ8日目。

 

背中の痛みのためよく眠れず、3時半起床。

特にすることもなく、

ベッドでネットをするしかありません。

朝方になると痛みも少しづつマシに。

 

朝食後、午前のトリートメントは

フェイスとインハレーション。

(今日はシロダーラはありませんでした。)

午後はまた新しく、

マルママッサージというものを受けました。

 

手技はアヴィヤンガとほぼ同じでしたが、

唯一違うのは

マルマ(ツボのような場所)

を押していく手技が入ることです。

どういうマッサージなのかな〜と

わくわくして受けたのですが、

そのマルマを押すスピードが

とても早かったので驚きました。

トントントン、と押していく感じです。

 

私はアーユルヴェーダのマッサージを習いましたが、

マルマの手技というのは

とても慎重に力を加減してゆっくり押すものでした。

そうすることで

深いリラックスを得られた実感もあるので

あれ?これがマルママッサージ??と

ちょっとポカーンとなってしまいました^^;

マルマのマッサージにも色々あるのでしょうか…。

気持ちよくなかったわけではないんですが、

イメージとは全然違うものでした。

 

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今日、すべてのマッサージを受けた後は、

楽しみにしていた「ジョーティシュ」を受けました。

 

インド占星術=ジョーティシュ、

実は日本でも2度程受けた事があるのですが、

スリランカでも受けることができました。

 

ずっと、インドやスリランカで受けてみたいな~

とは思っていたのですが、

あえて旅行前には特に計画はせず、

「もしそういう機会があったら受けてみよう」

くらいのスタンスでいました。

自然な流れでそうなれば、

私にはその時得るべき情報がある、

ということだと思うのです。

 

そうしたら!

Hちゃんがインド占星術を受ける、という話を聞き、

しかも、その占星術の先生をホテルまで呼ぶのに

交通費の負担が必要とのこと。

「あ、じゃあ私も!交通費割り勘でお得になるし」と、

乗っかってみることにしました。

ほんのり期待していたけど、叶うもんですね。

 

ジョーティシュをお願いする場合、

名前、生年月日、出生場所、出生時間

の情報が必要になります。

それを事前にお伝えして、

当日1時間程度鑑定を受けました。

 

ジョーティシュをしていただいたのは

ジャヤンタ・ペレーラさん。

とっても目が大きくて、体も大きい、

独特な雰囲気を持った男性でした。

勿論言語は英語でしたので、

幸代さんに通訳に入っていただきました。

(シロダーラ中に頭を使わせてしまい

 本当にすみませんでした…!)

事前にホロスコープの分析

(紙にも書いてくださっていて、最後に貰えます)と、

手相、そして

目に見えない部分も見ていただいたようでした。

 

鑑定内容は恥ずかしいので

あまり書けないのですが…。

自分ではしばらく蓋をしていた部分を

もっとちゃんと見つめなくてはいけないよ、

というメッセージを感じました。

自分自身、

「やるべきことはあるけど、

今はちょっと疲れているし休憩中…」

という自覚はあったけど、少し反省。

やりたい事、出来る事があるならば、

ちゃんとしていかなくては。

 

あと、なぜか最後に

ジャヤンタ先生が首をかしげながら、

「う~ん…あなたはなにか…奇妙なお祈りしてる?」と。

唐突かつ想定外なお言葉。

き、奇妙なお祈り??

多分、してない、はず…。

「…大事な場面では仏壇に手を合わせています…」

と、その場で思いつくことを言ってみたけど、

なんとなくしっくりはこない感じ。

とにかく私にとって

「祈り」は一番大事なことなんだそうです。

なるほど。じゃあやらなくちゃ。

…でも奇妙なお祈りってなに???

一番大事って言われても、一番よくわからず…。

 

最後に腑に落ちないお言葉で終了しましたが…

占いっていうのは

そういうよくわからない部分もあるのが好きです。

自分の思考では導き出せない視点をもらえる気がします。

ジョーティシュ、楽しかったです。

 

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そして、今日はまだ最後のイベントが。

20時からレストランでシタールの演奏がありました。

食事が終わると

レストランの一画にマットが準備されました。

写真は演奏家の方がシタールのチューニング?中。

演奏が始まる直前には電気の明かりは落とされて、

キャンドルの光だけにしてくれました。

(こういう細かい演出をしてくれるところが

ヒルヴィラの素敵なところです。)

シタールの演奏もとても良かったです。

マットに横になり、うとうとしながら聴けるなんて

こんな贅沢は滅多に無いな~…とうっとり。

 

この日は耳にシタールの音が残りながら眠るという最高の夜でした。