スリランカでアーユルヴェーダ８ 本場のシロダーラ体験

アーユルヴェーダ6日目。

今日はヒルヴィラでは初体験のシロダーラがあります。

シロダーラとは

「脳のマッサージ」とも言われるトリートメント。

「シロー」は頭、「ダーラ」は流れるという意味です。

あたためたオイルを額にたらし、ゆっくりと浸透させます。

不眠やストレス、髪のトラブルの改善などに

効果があると言われています。

日本でも一度受けた事があるのですが、

あまり気持ちよくなかったというか…

お部屋で流れていた音楽が私に合わなかったのか、

音がずっと気になってしまい、

期待した効果はなかったように思います。

ヒルヴィラのシロダーラは果たしてどうなのか…。

朝8時。

今日もいつも通り朝食をいただきます。

すばらしい盛りっぷり。

ヒル・ヴィラのシロダーラですが…。

まず木のベッドに横になるのですが、

ベッド自体が、頭の方が少し低くなる様にしてあります。

オイルが顔にかからないようにだと思いますが、

朝食の途中だったので（８時半開始）

ちょっと抵抗がありました^^;

頭の位置が決まったら薄い紙？のようなもので

（すみません記憶が曖昧）目元を覆ってくれました。

セラピストさんは基本的に２人体制のようでした。

ひとりはオイルを額に垂らしてくれる人、

もうひとりはオイルを温めたり追加したりする人です。

早速オイルが垂らされ、

あたたかいオイルの感触にふーっと気持ちよくなります。

この時ちょっと意外だったのが、

第三の目の位置というよりは、

髪の生え際あたりにオイルを感じたことでした。

（実際位置が見られないので正確にはわかりませんが）

そして、ずっと同じ位置にたらす訳ではなく、

左右にゆっくり行ったり来たりしました。

温度はしっかり管理されていて、

熱かったり冷たく感じることもなく一定で、

気持ち良さに集中できました。

眠ったりする事はなかったですが、

最後までぼーっとする感じでした。

寝ているようでぎりぎり寝ていないような感じというか…。

あまりない感覚でした。

気持ちよかったです。

２０分くらいだったけど、もっとやりたかった…。 

シロダーラのトリートメントが終了した後ですが、

ここからが大変。

様々な制約があります。

外出したり、過度なおしゃべりはしてはいけません。

本を読むのも推奨されていません。

要は、大人しく、

何もせずに過ごさなければいけないのです。

そして、頭がオイルで冷えない様に

頭巾をかぶって過ごさなくてはいけません。

そして色々な制約のなかで私が一番辛かったのが…

髪を洗ってはいけないこと！

寝る時もオイルがついたままの状態でいないといけないのです。

オイルが真っ白なシーツに

ついてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしました。

そして、オイルのせいか汗のせいか、

ものすごく痒くなる！！

本当に嫌でした…。

それにやっぱり、

頭巾姿の自分を見るたびテンションが落ちます。

シロダーラはやりたかったことでもあるけど、

最終日の開放感といったらすごかったです。笑

シロダーラは、オイルが入ることによって

頭が重くなったり思考が鈍くなったりと

ぐったりする人も多いのですが

私の場合は初日はそういった傾向はなかったかな…。

テンションは落ち気味だったけど、

頭が洗えないということと

頭巾姿でいなきゃいけないということが

原因だったと思います。

午後は軽めのマッサージ。

この日は空き時間にひとり

折り紙をしたりして遊んでいました。

友達と会った日に一緒にfoodcityに寄ったのですが、

そこでスケッチブック（ペラペラの紙。）や

色鉛筆、鉛筆、消しゴムなどを買って

一人遊びに備えていました。

スーパーで買ったものなので

品質には期待していませんでしたが

暇つぶし用には十分。

読書をする気分には全然ならなかったので、

（シロダーラ中は特にためらわれたし）

折り紙をしたり、絵を描いたり、

結構これで遊んでいた気がします。

この日の夕食。

日記には『すぐお腹いっぱいの感覚』というメモ。

ヒルヴィラに来てから、食事がおいしいので

毎食ほぼ完食していたのですが残してしまいました。

食事の満足感のせいか、全部食べなくても十分でした。

私の場合、生理前は過食し、生理になると食欲が減ります。

でも、ヒルヴィラの食事は「満足感」によって

そんなに食べずに済んだんじゃないかと思います。

デトックスのついでに痩せられたら良いな〜と

思っていたので、嬉しい変化でした。

あぁ〜

オイルが枕についてしまわないか…

ビクビクしながら就寝。