アーユルヴェーダ日記

アーユルヴェーダを中心に、こころとからだのために実践したこといろいろ。

スリランカでアーユルヴェーダ7 とにかく出す。cleaning day

 

アーユルヴェーダ5日目。

 

いよいよこの日が来ました…。

徹底的に「出す」日です。

 

実は私は最初のコンサルテーションで

毒素が溜まってる、と指摘されたので

体を慣らしたあと5日目にデトックスをしましょう、

となっていたのでした。

ヴィレーチャナ、下剤療法です。

とにかく排便(すみません)を促して、

毒素を出します。

 

5日目、朝は5時に起床。

まだ下剤を飲んでもいないのに

なぜかお腹がゴロゴロ。

昨日までは

なんの負担もないマッサージばかりだったので

いよいよヘビーなのがくる…

という緊張感からかもしれません。

小心者…。

 

f:id:ayurvedanikki:20161118202135j:plain

この日、滞在してはじめてヨガへ。

ヨガは中庭からちょっと歩いた

ヨガパビリオンで行われます。

海!空!…という、凄いスケールです。

ヨガマットは各部屋においてあるので、

それと貴重品だけ持って行きます。

ここではじめて受けたけど、

ゆっくり丁寧にやってくれるし、

難しいポーズは無いので、

日頃ヨガをやらない私でも

それほど無理なく行う事ができました。

でも、1時間半くらいやるので、

ちょっと長いなぁ…と感じました。

 

朝のヨガを終えた後すぐ、

体調を確認するため

ドクターと軽くコンサルテーション。

血圧を計り、問題なし、との判断。

スケジュールの説明を受けました。

 

f:id:ayurvedanikki:20161118202231j:plain

そして8時。

いよいよ排便を促す薬(硬めのペースト)を飲みます。

…これ、本当にまずかったです。

まずくて震えました。

量がまた多くて、飲みきるのに苦労しました。

8時からの通常の朝食はナシなので、

ひとり部屋に戻ります。

 

部屋に戻ってからは、

ハーバルティー(これも口に合わず)を

10分ごとにカップ1杯飲む様に指示されていたので、

頑張って飲みます。

それが終わったら

今度は白湯を同じ様にして飲み続けます。

その間も薬の味とニオイが口の中に残っていて

気持ち悪くなって吐き気に襲われます…。

ベッドに座ってじっとしながらなんとかやりすごし、

結局薬を飲んでから2時間のあいだに

5回ほどトイレに駆け込みました。

 

10時になるとスタッフが

レッドライスとスープを届けにきてくれました。

食欲はそれなりにあったので食べてみたのですが、

これが、スープがすごくしょっぱいのです…!

塩分これ大丈夫??

あってる??間違ってるんじゃない??

とひとりで動揺。

一応食べ進めてみたものの、

とても完食できませんでした。

(後で日本人滞在者のセラピストHちゃんに

この話をしたところ、

海水と同じ塩分濃度のものを摂る事で

体がデットクスされる、

ということがあるらしいです。

そういうことなのかなぁ…。)

 

昼食の時間になるまでには

ほぼ水便(ほんとにすみません)になるなか、

午後には軽めのトリートメント。

(フェイスとフット)

マッサージ中トイレの事が心配であまり落ち着けず。

薬の効き目は結構長く続くんですね…。

午後になっても何度もトイレに駆け込んでいました。

 

午後4時頃。

経過についてのコンサルテーション。

ドクターに、

・ゴロゴロが止まらないこと

・かなりお腹が空いてきた

と伝えました。

下痢止めを処方され、

お腹がすくことに対しては

消化力のエネルギーが回復してるからだよ、

と説明されました。

あ…嬉しい。(単純)

 

f:id:ayurvedanikki:20161118202317j:plain

しばらくして下痢止めが部屋に届きます。

といっても普通の薬ではありません。

なんと、コーヒー。

スリランカでは、コーヒーは

下痢止めや痛み止めに使われるそうです。

そう言われても半信半疑だったのですが、

飲んでみると、不思議とこれが効いたのです。

すごい、スリランカコーヒー…!

結構甘くしてあって、するする飲めました。

 

夕食はやっとみんなと摂れる様になり、嬉しい気持ちに。

(10時の食事はお部屋でとりました)

でもやはりデトックス用の特別メニューで、

メインは野菜炒め。

でもちゃんとおいしかったです。

塩分も普通だったし。笑

あ、でもスープはしょっぱかったけど…。

 

夕食を食べ終わるくらいにはかなりメンタルも回復し、

デトックスの実感はそこまでは無いものの

無事終わって良かった…と、ほっとしました。

ドクターもちょくちょく様子を見にきてくれたし、

すごく気を配ってくれていてありがたかったです。

ほっとしたこともあって

この日はレストランでみんなとしばらくお喋り。

 

23時。

今日は頑張ったー…と、眠りにつきました。