スリランカでアーユルヴェーダ4 セレモニー
コンサルテーションを終え、
必ず行われるのがセレモニー、儀式です。
治療には直接関係ないことなのかもしれませんが、
印象的だったので記しておきます。
儀式?なにそれ?と思われるかもしれませんが、
治療が上手く行きます様に、と、
ドクター自ら祈ってくださるのです。
こういった事をしてくれるというのは知らなかったので、
不思議な感覚だったし、嬉しかったです。
ヒルヴィラのエントランスを
入ってすぐのところに仏様がいるのですが、
そこで靴をぬいでから、手を合わせます。
私の手には、紐(綿の糸)かけられます。
この糸は、お寺に行って、
お祈りをしてもらった糸なんだそうです。
それから、お線香をたいて
お祈りの言葉を唱えてくれます。
そのお祈りの言葉は結構長いのですが、
スリランカ人なら誰でもすらすら言えるそうなのです。
勿論スリランカの言葉は私にはわかりませんが、
こうやってゲストひとりひとりに
気持ちを向けてもらっていること、
仏様に見守ってもらえることが、
とてもありがたいな、と嬉しくなりました。
お祈りが終わると、手にかけられた紐を
何重かにして、手首に巻いてくれます。
この糸は、すべての治療が終わるまでつけておきます。
ご加護がありそうです。