アーユルヴェーダ日記

アーユルヴェーダを中心に、こころとからだのために実践したこといろいろ。

スリランカでアーユルヴェーダ3 コンサルテーション

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アーユルヴェーダ治療1日目。

アーユルヴェーダでは、治療が始まる前に

まずはコンサルテーションを受けます。

私の場合は初日の午後に行われました。

 

基本的にはコンサルテーションの前に、

ドーシャ(体質)診断のための質問表が配られるので

チェックをしてスタッフに渡します。

英語表記だし、結構量があるので

回答するのに時間がかかりました。

(でも、コンサル中、

ドクターはそれをほぼ見てなかったなぁ…。

補助的な意味なのかもしれません。)

 

また、英語が出来ないので、

スリランカに行く前に、

気になる症状や病歴、生活サイクルなどをメモし、

英訳しておきました。

私の悩みは長年繰り返すニキビ、

鼻炎、背中の痛みなどです。

あとは、体重も少し減るといいなぁと。

 

コンサルテーションを行うのは

ベテランドクター、ドゥミンダさん。

そして横には美人ドクター、タラニさん。

2人のドクターが担当してくれました。

そして、サポートとしてスタッフのガネーシャさんも同席。

 

言語はどうしたのかといいますと…

ドクタードゥミンダさんはシンハラ語で話し、

それをスタッフのガネーシャさんが英訳、

英訳を幸代さんが日本語へ、と、

3言語が飛び交う空間となっていました。

 

コンサルテーションは、

まずは問診からはじまります。

ドクターからは体のてっぺんから順々に質問されます。

頭痛はあるか?目は?鼻は?肩は?などなど…

かなり細かく聞かれます。

 

問診が終わると、

ベッドにうつぶせになり、

軽く触診を行いながら全身ひと通りみてもらいます。

 

そしていよいよ脈診。

(※アーユルヴェーダでは、

脈をとってドーシャ(体質)の診断をします。

体の不調に加えて

メンタルの状態もわかったりするようです。)

ドキドキしながらドクターの言葉を待っていると、

「ピッタ・ワータ」とのこと。

おお~。

自分では「ワータ・ピッタ」だと思っていたので少し意外でした。

同じくらいあるけど、少しワータが多いかな~と。

ちょっと予想外だったけど、

この日の診断は自分のなかのピッタな部分を

見直すきっかけになった気がします。

メンタルについては、

「なにか不安なことがある?」と言われました。

パッと思いあたることはありませんでしたが、

気持ちが安定しているタイプではないので、

そういう部分が出たのでしょうか…。

 

さて、コンサルの結果ですが…

ドクターからの指摘は、

・消化力が低い

・免疫力が下がっている

・背中の痛みは毒素のせいかも

・ニキビ…水分が足りていない。ミネラルが不足。

・3つのドーシャとも上がっている

などでした。

そして極めつけ。

はっきり「毒素が溜まっている」、と…!!

……来たかいがあるってもんです。

 

そして治療方針。

・ピッタをバランスする食事をとる

・食事量は普通(足りなかったり多かったら言う)

・オイルの多い食事は向かない

・グリーンスープは◎

・とにかく水を飲む。白湯ではなく常温の水でOK

・ライムジュースは飲まない事

などなど。

滞在中に飲む薬についてもここで決まります。

 

やっぱりピッタを下げるための処方が多いですね…。

ピッタの食事は、

苦味、渋み、甘みを取るのがいいとされています。

反対に、酸味、辛味はピッタをより増やすので

あまり取らないほうがいいとされています。

ライムジュースのような

酸味の強いものは駄目ですね…。

でも、なんでライムジュースだけ駄目なんだろう?

と思ったら、

ドクターいわく、欧米のお客さんは

食事の時にライムジュースをよく頼むんだそうです。

「でもあなたの場合はそれ真似しちゃ駄目だよ〜」

とのことでした。

白湯でなく常温の水で、というのもピッタ向けですね。

実は白湯を飲むのが少し苦手だったので、

水でもいいと言われて気が楽になりました。